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担任からのSOS!小6息子との喧嘩?!で 「お母さん、実は私嫌われてしまったようで・・・」

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立川洋子です。

昨日から四連休開始。Go Toキャンペーンも始まりましたが、我が家はStayhome中心。

ところで、先日、担任の先生から日中、留守電になんどか連絡がありました。

仕事中はでられないため、夕方折り返すと、少し気の強い印象のある担任が珍しく悲痛な声で・・・


「お母さん、実は私、嫌われてしまったようで、健康観察の用紙も出してくれないし、給食も私が触ってものは嫌だとあまり食べてくれなくて、牛乳くらいしか飲んでくれないし、教室で食べるのも嫌がって毎日保健室に給食を持って行って食べていることが続いていまして・・・体調など大丈夫でしょうか。」

息子から担任と喧嘩したことは聞いてはいたけど、給食まで拒否していたとは知らず少しびっくり。

でも、家でのおやつ以外に珍しく冷蔵庫の納豆パックをおやつ代わりにたくさん食べていたことに納得。

先生には、毎日元気で、家ではよく食べていることをお伝えすると、先生は少し安心したようでした。

息子が毎年担任と喧嘩っぽくなるのはある意味恒例なんですが、今年は一味違っていて、その表れとして、6月の休校あけに先生にプレゼントした得意の折り紙作品をすべ~て残らず回収して持って帰ってきていることから、息子も結構頑なな姿勢を貫いている印象を先生にはお伝えしました。

息子の様子からも、これは長期戦だろうなとは思っていましたが、担任によって対処対応も違うから暫く静観して、家庭の中では、息子の話を聞きながら、中立な立場で対話を繰り返してはいました。

が、どうやら、今年も先生の方が根をあげて、電話をかけてきたという訳です。

「最初は様子を見ていたんですが、英徳さんの場合、一旦嫌われるとどうやら関係の回復に結構大変みたいで・・・お家でなにか話していませんか?」と・・・

息子から聞いていることとして一通り説明。

息子の発達障害の特性を鑑みると、まあ、ありがちな反応で、特性の0-100思考や思い込み思考、また相手の立場にたって考えることが出来ないなどから、事態の収拾に即効性ある対処は出来ないですが、日々の親子の対話を繰り返しながら修正をしていることを先生には説明。


事の発端は、掃除中のこと。息子は自分の仕事は一通り終わり、他の人が机を運ぶのを待っていた時、暇だから、廊下壁の磁石をいじってた。

がしかし!

それをみた先生が突然「人のモノ(多分クラスのモノ)を触るな!」と一喝。

息子は、「自分の掃除は終わって暇だからちょっと触ってただけなのに、しかも5年とか4年の時の先生は磁石を触っても全然怒らなかったのに、なんで怒るの?なんで僕が怒られなきゃいけないの!」という気持ちだったそうです。


自分の仕事が終わって、よその人のも手伝うという機転まではきかない息子。

これも、ある意味、自分は自分、他者のことに興味があまりない自閉症スペクトラムの特性の表れで、成人の自閉症スペクトラムの方などの障害雇用の現場でもよくこういった様子は見られます。

また、本人としては、ちゃんと自分の仕事は終わっている状況で、なんで注意されなきゃならないか全く理解できない。不注意や衝動性から自分のミッションを忘れちゃう息子にしてみれば、ちゃんと自分のことはやり終えているのは頑張った証拠。なのに注意されるのは納得いかない。

おまけに、同じことをしても前年までの担任らには一切注意も怒られることもなかったのに対して、今年は突然起こられるという状況は、息子のルール(思い込み)からすれば、一貫性がない大人の対応が受け入れられない。

たまたま目にした磁石が気になったから触ったのも、ADHD傾向もある息子にすれば、衝動性の特性の表れかもしれません。

そのため、親の私からすれば、息子のそういった反応は、息子の特性を考えれば、「まぁ~、そうなるわな・・・」と納得ですが、「それじゃ~学校とか社会ではいかんのだよ!」と感じるのも事実であり、今回も、人生経験、学びのチャンス!として、こんなことを毎日話していました。


(まずは状況への共感)

「自分のことちゃんとやったのにいきなり注意されるのは嫌だよね。

そもそも磁石だって、ちょっと気になって触ってた程度だし、今までの先生はなんもいわなかったんだから、なんで今年だけ突然注意されるか分からないよね。」

(息子の気持ちへの共感)

「で、どんな気持ちだったの?先生に触るな!って言われて。」

「怒られた感じ。なんで!って感じ。」

「そっか。わけもわからず突然怒られた、そんな気持ちだったんだね。」

「うん。ありえないでしょ!」

(自分から相手に視点を切り替え)

「そっかー。ありえないって感じだったんだね。わけわからないって感じが強かったんだね。で、分からないなら、聞いてみることもできたんじゃないかと思うんだけど、なんで怒るんですか?とか、なんで触ってはいけないんですか?とか、聞いた?」

「聞いてない。」

「そっかー。先生の言い方は確かに怒ってる風だったのかもしれないけど、先生からしたら怒った風じゃないかもしれないよ。ただ、触らないでほしいよってことを伝えたかっただけの可能性もあるよ。」

「そうなの?!」

(本人の主張や視点の事実確認)

「先生の言い方が英徳には怒ってるよう聞こえたようだけど、他のみんなも先生の話し方が怒ってるように感じてるの?」

「違うと思う。」

(本人の思い込みを揺らがす)

「そうなんだね。クラス全員とかが、先生の話し方が怒ってるって思うなら、先生は怒ってたんだろうと思うけど、英徳一人だけなら、それはもしかしたら、勘違いっていう可能性もあるかもね。」

「えぇ?!やばいじゃん!」

「だから、今回、英徳は喧嘩してる、って思ってるみたいだけど、もしかしたら、先生は喧嘩とは思ってないかもしれないよ。」

「確かに・・・」

「先生にあげた折り紙も全部持って帰ってきて、英徳がものすごく怒ってるのはよくわかるけど、先生からしたら悲しいとか英徳のことを心配している気持ちとかかもしれないね。」

「・・・うん・・・」

(事態収拾に向けての具体的対処について)

「どうしたらいいと思う?」

「先生が謝ればいいと思う!」

「(そこかい!そこは譲らんのだね。まあ、0-100思考だからそうなるのも分かるよ。)先生に謝ってほしいのね。」

「うん。」

「でも、先生にとっては喧嘩している意識がなきゃ謝らないと思うよ。」

「確かに・・・」

「英徳が嫌な思いをしたのは事実だろうけど、さっきの話では勘違いの可能性もあるようだけど、どうしたらいいと思う?」

(どうするかは自分で考えさせて決めさせる)

「ちょっとずつ先生と話す。」

「それいいね。いきなりは前みたく出来なくてお、ちょっとずつは良いね。例えばどんな?」

「・・・」

(狭い視野を広げていろんな選択肢に気づかせる)

「例えば、先生のことを無視しないで、聞かれたことは返事するとか、給食を教室で食べるとか、そういうことでもいいんじゃない?」

「じゃ、ちょっとやってみる。」


こんな会話を毎日のように繰り返していました。

親の私との対話では理解できても、実際学校で先生と会うと、考えたり思ったようには行動できないこともありました。

大人からすれば、素直さがない!という状態。

でも、今回、担任からの電話をきっかけに、「何をするか?」と「いつからそれをするか?」と改めて話し合いました。その結果

翌日から教室で給食を食べる!

自分で決め、以来、毎日教室で食べています。先生が触ったとしてもです。

自分で決めて、それを行動して、続けることはできています。
これって、すごく難しいこと!

発達障害の特性がある人は、
褒められるよりも怒られることが多いため、
自分で決めることを避けがち。

でも、

自分で考えて決めて(自己決断)
行動できる(実行)
継続する!
それはそれは、本人にすれば大きな大きな大きな挑戦!なんです。

それを懸命にやった息子を、私は、誇りに思っています!

大人からみれば、いわゆる困った行動であっても、必ず本人なりの言い分や気持ちがあります。

でも、それが、今回のように、「思い込み」だったりします。
つまり、認知の歪みです。

その子の特性は特性として、今では面白いなぁ~と感じる余裕も多少あります。でも、その特性からくる認知の歪みがあると、本人にとっての生きづらさや困り感だけでなく、周囲の人の困り感も多くなると思います。

そのため、

一番近くにいる親が、家庭の中で、実際の対話を通じて、本人の気づきや成長に繋げていけたらいいなと感じています。

どんな息子も大好き!

でも、いつまでも息子の傍にはついていられないだろうから、今できることを少しずつやっていきたい。

それが、普段の親子の対話でできるなら、沢山の言葉を交わしながら、それほど大きな負荷にもならずにできるなって思います。

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